出雲国風土記 飯石郡 『志志乃村社(志志乃村神社)』
島根県飯石郡飯南町に鎮座する志志乃村神社は、出雲国風土記に志志乃村社と記載された古社で、奥津島比売命を主祭神に、国狭槌神・国常立尊他7柱を合祀神としてお祀りする神社です。
拝 殿
本 殿
御祭神
主 祭 神 | 奥津島比売命 |
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合 祀 神 | 国狭槌神 国常立尊 大山衹神 瓊々杵尊 木花開耶媛姫命 面足尊 大日霎貴神 誉田別命 菅原道真神 |
御由緒
志志乃村神社御由緒
当社は出雲の国風土記(七三三)に所載の古社で創立年代は不詳であります。
主祭神奥津島比売命は、古事記によれば天照大御神天の安の河を中に須佐之男命と誓約をなされたときに、十拳剣を三段に打ち折られ、その切っ先になりませる神様で、宗像三女神の第一神であります。そのことから明治までは切っ先大明神と崇められました。
当初志志乃村神社は獅子地区にお祭祀してありましたが、明治四十年この地に祭祀してありました雨神社に遷し併せ祀られました。
主 祭 神 奥津島比売命
合 祀 神 国狭槌神 国常立尊
大山衹神 瓊々杵尊
木花開耶媛姫命 面足尊
大日霎貴神 誉田別命
菅原道真神
主な祭礼日
例大祭 十一月三・四日
豊饒祭 九月 十六日
狛 犬

御神木
境内社:美保社
手 水
外 観
御由緒と社号標
出雲国風土記登場地標柱
志志乃村社旧跡
志志乃村社 本殿跡
旧跡 境内社 熊野社(右)と山神社(左)
旧跡 手水
旧跡 御由緒
志志乃村社旧跡
本旧跡は天平五年(七三三)に完成した「出雲国風土記」記載の古社にて創立は不詳であるが、
主祭神奥津嶋比売命は「古事記」によれば天照大神 天の安川を中にはさんで須佐之男命と誓約(占い)
をなされたとき十拳の剣を三段に打折られ口に含んで吹き放って息吹に成りませる神様で、
宗像三女神のなかで一番上の姉神様にあたります。
明治四十年までこの地に御鎮在ありしを大〇八神の雨神社に合祀されました。
石柱の建っている所は旧本殿跡です。
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