ちょっと寄り道...『須佐の七不思議』
須佐神社周辺には『須佐の七不思議』といわれる場所があります。※本文は案内板より
塩ノ井(しおのい)
境内に湧出している塩の井は大社の稲佐の浜に続いているので、微かに塩味を感じる。湧水に間渇があるのは潮の干満のためである。須佐之男命自ら潮を汲みこの地を清められたという。(社記)
神 馬(しんめ)
常立の馬と言い、神社に奉献された神馬は、どんな毛色の馬でも後に必ず白馬に変わるという。吉凶禍福や国の大事を予知したといわれている。(社記)相生の松(あいおいのまつ)
本殿の裏に、一本の松に雄松と雌松の両肌のものがあった。昭和のはじめに枯れて今は残っていない。(社伝)
影無し桜(かげなしざくら)
昔、隠岐の国に木の陰がさして耕作不能の処があった。 これを知々井の者が占った処、影は出雲の須佐大宮(須佐神社)の境内の桜の影であるとのことで、願い出て切ってもらい耕作が出来る様になった。その切り株から生じた桜は、以後大木にならずに今に至っているという。(社伝)
落葉の槙(おちばのまき)
須佐之男命の妃姫である稲田姫が誕生山で御子をお産みになったとき、産具を柏の葉で包み、それを松葉で綴って川に流され、その包物が流れついたところに繁茂して、今日に至る。今でも柏の葉の縁に松葉で刺したような穴がある。(雲陽誌)
星 滑(ほしなめら)
神社の西方、中山の頂上近くになめらかな岩肌が見え、その中央辺に光るものがある。 これは星の光りを映したものだといい、大きく光ればその年は豊作で、小さくて、光沢がなけ れば不作であるという。(社伝)
雨 壺(あまつぼ)
神社の西を流れる須佐川の下流、 道路下の田の畔に大きな岩がある。この岩の穴をかきまわすと神の怒りで風雨が起こり、洪水が出るという。(社伝)
地 図
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