出雲国風土記 出雲郡 『意保美社(意保美神社)』
出雲市河下町に鎮座する意保美神社は、出雲国風土記には意保美社と記載されている古社でで、御祭神に猿田彦命と天鈿女命の夫婦の神をお祀りしています。
拝 殿
拝殿の扁額
本 殿
御祭神
主 祭 神 | 猿田彦命 天鈿女命 |
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御由緒
意保美神社(いほみじんじゃ)
一、鎮座地 出雲市河下町二一七番地
一、祭 神 猿田彦命(さるだひこのみこと) 天鈿女命(あめのうずめのみこと)
一、例大祭 十月十五日 獅子舞・神事花あり
一、神 紋 菊花
一、由緒
出雲國風土記(七三三年)には、意保美社(おほみのやしろ)延喜式(九二七年)には、意保美神社と記載されている。
江戸時代には、烏姫明神(おほひめみょうじん))称したこともある
雲陽誌(一七一七年)には、「烏姫明神、祭神・素盞嗚命(すさのおのみこと)、天文三年(一五三四年)尼子経久造替の棟札あり。」と記載されている。
一、境内社 蚕養社(こかいしゃ)・山の神・塞の神
一、その他 神宮寺あり観世音菩薩を祀る。
境内社
(右)山の神 祭神 大山祇大神(おおやまづみ) 山の木々、人家には住家の災無いように。
(左)塞の神 祭神 猿田彦神(さるたひこ)
悪いものを、悪魔をせき止める神として出雲地方で六ヶ所以上ある。(峠の塞の神等々)
船の神 鳥之石楠船神(とりのいわくすふねかみ)
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