出雲国風土記 出雲郡 『彌努婆社・布世社・布西社(奥宇賀神社)』
奥宇賀神社は、出雲市奥宇賀町にある神社で、美努麻神社・布勢神社・伊勢神社の三社が合祀され奥宇賀神社となった。
御祭神には、天照大神のほか6柱の神が祀られています。
出雲国風土記には、彌努婆社(美努麻神社)・布世社(布勢神社)・布西社(伊勢神社)と記載されています。
拝 殿
本 殿
御祭神
主 祭 神 | 天照大神 伏雷神 武内宿祢命 息長足姫神 大己貴神 経津主神 武甕槌神 |
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御由緒
奥宇賀神社由緒記鎮座地 出雲市奥宇賀町一三八八ノ一四
主祭神 天照大神・伏雷神・武内宿祢命・ 息長足姫神・大己貴神・経津主神・ 武甕槌神
明治末年、和田地区に鎮座していた美努麻神社、布施地区に鎮座の布勢神社、本郷地区に鎮座の伊勢神社の三社合体の気運がおこり、三社の神々を合祀し奥宇賀神社と称し、大正二年本郷、和田、布勢境の山頂に社殿が造営された。
その後、昭和三十三年十月現在地に遷営し今に至る。七月末に夏祭りとして神幸が行われる。武内宿祢命の神輿を獅子を先導に旗・八重榊・神輿・氏子と連なって布勢海岸の仮宮に至り、五穀豊穣、家内安全を祈願、獅子舞を奉納し、夜になって本宮に還幸する。
※出雲国風土記では、美努麻神社は弥努婆の社、布勢神社は布世の社とある。
※美努麻神社、布勢神社とも平安時代初期の延喜式神名帳に記載された式内社であり歴史のある神社である。
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