出雲国風土記 秋鹿郡 『同多太社(艫田神社)』
松江市岡本町に鎮座する艫田神社は多太神社の飛地境内社で、出雲国風土記に同多太社として記載される神社で、御祭神に猿田彦命を合祀神として天鈿女命をお祀りしています。社 殿
御祭神
主 祭 神 | 猿田彦命 |
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合 祀 神 | 天鈿女命 |
御由緒
多太神社 飛地境内神社
艫田神社
御祭神 猿田彦命(道祖神)
合 祭 天鈿女命
御神徳 海上安全、交通安全、安産
御由緒
出雲国風土記には、同多太ノ社と記載されている神社であり、日本書 紀神代巻には、国譲りの使者として武甕槌命と経津主命が大己貴命のもとに遣わされました。
その際、大己貴命は御子神である事代主命の意見に従うと言われました。
その時 事代主命は出雲国三穂ノ崎(美保関)にて釣りなどを業としておりました。そこで熊野の諸手船を以って大己貴命は使者稲背脛命を三穂ノ崎に遣わします。
猿田彦命はその熊野の諸手船に乗り、その御船の艫取りてこの所に着きました。故にこの地を艫田というとあります。
稲背脛命は本社多太神社に合祭
例祭日 十月十三日
鎮座地 松江市岡本町友田一〇九〇
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