出雲国風土記 出雲郡 『杵築大社(出雲大社)』 荒垣外摂末社編
出雲大社のホームページに記載されている11社の境外摂末社を巡ってみた。場所等の詳細は下記から確認していただければと思います。
※ 出雲大社の他のところは👇👇👇
出雲国風土記 出雲郡 『杵築大社(出雲大社)』 番外編
神魂伊能知奴志神社(命主社)は、出雲大社の境外摂社で、島根県出雲市大社町にある神社です。出雲大社の境外摂社であり、祭神の神皇産霊神で天地万物の生じる大本を掌り、大国主大神の父神としても知られています。
阿須伎神社は、島根県出雲市大社町遙堪に鎮座する神社で、出雲大社の摂社であり、733年に編纂された『出雲国風土記』に「阿受伎社」と記され、かつては、出雲国に39社もの阿須伎神社が存在していましたが、現在は当社だけが残っています。御祭神の阿遅須伎高日子根命は、大国主大神と多紀理毘売命の御子神であり、国土創生の神として知られています。
大穴持御子神社は、出雲市大社町杵築東にある神社です。出雲大社の境外摂社であり、祭神は大国主大神の御子神である事代主神と高比売命です。
出雲市に鎮座する大穴持御子玉江神社は出雲国風土記で「企豆伎社」の「同社」の一つに比定され、一般的には「乙見社」と呼ばれています。御祭神は高比売命、又の名を下照比売命をお祀りしています。
神在月に全国から訪れる八百万の神々が会議をされる場所です。ここで会議が行われるのか...?? 出雲大社摂社
上 宮
稲佐の浜の駐車場から200m程の所(徒歩でも3~4分)にあります。神在月に全国から訪れる八百万の神々が会議をされる場所です。ここで会議が行われるのか...?? 出雲大社摂社
上宮
御祭神 素戔嗚尊
八百萬神
由緒
一般に旧暦十月は神無月と云われていますが、これは全国の八百萬神々が大國主大神の許にお集りになるからです。その為、出雲ではこの月を「神在月」と申しています。
この上宮に於いて生きとし生けるものの幸福と社会の繁栄の「縁」を結ばれる。 神議が行われます。
祭日 一月三日 五月十四日
下の宮
御祭神 天照大御神
由緒
天照大御神は皇室の御祖先神です。 優れた御霊徳で、その御神徳は広大無辺とされます。
出雲井社(出雲路社)
御祭神 岐神
由緒
勇武にして地理に明るく、大國主大神が”国譲り”の際、大神の命により経津主神に付き従い諸国を平定し国土を統一せられた功神です。
祭日 六月一日 十月八日
入口付近には『マムシに注意!!』の看板が...!
因佐神社は、出雲大社摂社の一つであり、733年に編纂された『出雲国風土記』に「伊奈佐乃社」と記されている古社です。祭神は天照大御神の命により、天降り稲佐の浜で大国主大神と国譲りの話し合いをした建御雷神を祀っています。
出雲大社の境外摂社で出雲市大社町に鎮座する湊社は、出雲国風土記で支豆支社に比定され、 御祭神は国譲り神話で出雲大社に鎮まろうとする大国主大神に神饌を捧げる膳夫の神として登場する櫛八玉神を祀ります。
大歳社
大歳社は、出雲市大社町杵築北にある神社です。出雲大社の境外末社であり、祭神は大歳神です。大歳神は、素戔嗚尊の御子神であり、五穀を守護する神として知られています。 出雲大社末社大歳社
御祭神 大歳神
由緒
素戔嗚尊の御子神であり田畑の守護神で穀物の豊穣をお護りになる功徳ある神です。
祭日 一月三日 九月十三日
大穴持伊那西波岐神社は、出雲市大社町鷺浦にあり、出雲大社の境外摂社です。御祭神は天穂日命の御子神であり、出雲国造の祖神として知られる稲背脛命です。
野見宿禰神社
出雲大社摂社野見宿禰神社
御祭神 野見宿禰命
由緒
野見宿禰命は、出雲國造(出雲大社宮司)の祖先神天穂日命の十三世の嫡孫で、第十三代出雲國造襲髄命にあたります。
「日本書紀」垂仁天皇七年七月七日の条には、当時、天下一の力士と評判であった当麻蹶速と御前相撲をとり見事に打ち勝ったことが記され、以来、野見宿禰命は国技大相撲の元祖と称えられ、今日では相撲をはじめスポーツを志す人々に広く崇められています。
また、同三十二年には陵墓に建てる埴輪を献策してその叡智が称えられるなど、文武両道の神様です。
御祭神 瀬織津比咩神
速開都比咩神
気吹戸主神
速佐須良比咩神
由緒
この四柱の神を総して「祓戸の神」と称します。私達が知らぬうちに犯した心身の罪汚を祓い清めて、清々しい神の御心を戴けるようにして下さる神々です。
御祭神 大物主神
大物主神は大國主大神の御別名で殊に大神の幸魂・奇魂を敬仰奉斎した御神名です。
「ものぬし」の御神名の如く万物の根源-霊魂を司られる神様で殖産・医薬・技芸など深淵広汎な御神徳で知られます。
特に「金刀比羅宮」としての奉斎からは古くより漁業・航路安全などの御神徳が敬仰されています。
祭日 四月一日
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