出雲国風土記 出雲郡 『杵築大社(出雲大社)』 荒垣内摂末社編
出雲大社のホームページに記載されている荒垣内の摂末社の紹介です。※ 出雲大社の他のところは👇👇👇
出雲国風土記 出雲郡 『杵築大社(出雲大社)』 番外編
出雲大社瑞垣内の本殿の東側に鎮座する脇宮三社と呼ばれるうちの一社『大神大后神社』(御向社)、御祭神は素戔嗚尊の御娘神で素戔嗚尊から様々な試練を与えられた大國主大神を助けて、夫婦になられた須勢理毘売命です。
出雲大社瑞垣内の本殿の東側に鎮座する脇宮三社と呼ばれるうちの一社『神魂伊能知比売神社』(天前社)、
御祭神は蚶貝比売命(きさがいひめのみこと)と蛤貝比売命(うむがいひめのみこと)で、兄神たちに騙され、大やけどを負って落命した大國主大神を治療して蘇らせたという二柱の女神です。
出雲大社瑞垣内の本殿の西側に鎮座する脇宮三社と呼ばれるうちの一社『神魂御子神社』(筑紫社)、御祭神の多紀理比売命は天照大御神と素戔嗚尊が誓約した時に産まれた宗像三女神の一柱です。
門神社
門神社は、出雲大社本殿の西側と東側にそれぞれ位置する摂社です。 門神社は、大国主大神のお鎮まりになる聖地「おにわ」の御門衛の役として守護される神です。 東には宇治神(うじのかみ)、西には久多美神(くたみのかみ)が祀られています。
※ 瑞垣内を撮影📸すると、警備員に叱られますよ…!
出雲大社本殿裏手にあるパワースポットと言われる素鵞社、御祭神は天照大御神の弟神にあたり、出雲大社の御祭神大国主命の父神である素戔嗚尊をお祀りしています。
釡 社
出雲大社末社釜社
御祭神
宇迦之魂神
由緒
素戔嗚尊の御子神で食物をつかさどられる神様であり、 全国にある稲荷社の御祭神です。十一月二十三日夜の古伝新嘗祭の終段では、この御社より奉遷された御神釜の大前にて御釜の神事が斎行されます。
氏社
御祭神
天穂日命
由緒
皇室の御祖先神であります天照大御神の第二の御子神で出雲國造家の御祖先神です。 大國主大神の〝国譲り〝に際してその功をあらわされました。 天照大御神の御言葉によって出雲大社へ大國主大神がお鎮まりになると共にその祭主としてお仕えをする事になられました。
現在の出雲國造(出雲大社宮司) は天穂日命以来第八十四代の直系の裔です。
氏社
御祭神 宮向宿禰命
由緒
出雲國造家(出雲大社宮司家)の祖神天穂日命の第十七代の裔です。允恭天皇から出雲臣(イズモノオミ)の姓を戴き國造(クニノミヤツコ)となられ、大國主大神を祭祀てお仕え
するとともに、出雲国を統括されることになりました。
十九社
御祭神 八百萬神
由緒
旧暦十月には全国の神々が大國主大神の許にお集りになられ、人々の幸福、生成発展のために神議なさる神在祭が斎行されます。
十九社はその際の神々のお宿となります。
又、平素は全国八百萬の神々への遙拝所です。
寛文七年(一六六七)の御遷宮に際して新造された図書館建物です。
寄棟造の屋根は栗板の栃葺き仕様、内部は中央が土蔵造で和漢書など
の架蔵部屋、その左右が畳敷きの閲覧部屋となっています。
貞享二年(一六八五)、水戸徳川家二代藩主の徳川光圀(水戸黄門)は
『大日本史』の編纂のため゛助さん゛こと佐々介三郎を出雲大社に調査
派遣します。゛助さん゛はこの文庫も訪れたことでしょう。
光圀は、自ら考纂した『公卿補任補闕』を文庫に奉納しました。
文庫は、もと彰古館付近に建造、大正三年(一九一四)の彰古館建設
により現在地に移築。
彰古館
彰古館 (国)登録有形文化財 明治四十五年(一九一二)、御本殿や宝庫に収蔵されていた宝物・歴史的遺品などを常設の展示施設で公開するための宝物館建設の政府許可を得、大正三年(一九一四)に彰古館を新造開館しました。
入母屋造二階建てで、正面中央には切妻造の玄関を設け、一階より
逓減させた二階部には刎高欄を置く縁を廻らすなど社寺建築の要素を取り入れた落ちつきのある佇まいとなっています。
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